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手稲駅(北海道)の地域情報

手稲区は、札幌市の行政区の一つで、1989年に西区から分離して独立しました。
札幌市の北西に位置しており、小樽市と隣接し国道5号線が通っております。区の西側は手稲山を中心とした山々に接しており、山の中腹に高速道路の札樽道路が小樽に向けて開通しています。また、区の中央を南北に縦断するように函館本線が通っており、中央部にJR手稲駅があります。鉄道と並行して北部に下手稲通が横断しております。
明治初期に北海道の開拓を支える交通の要衝として開けた町で、小樽港を基点に物資の補給が行われ陸上輸送の中継点となりました。また、明治中頃には手稲山で金鉱脈が発見され東洋一といわれました。更に、昭和47年の札幌冬季オリンピックでは、アルペン競技やボブスレー、リュージュ競技の会場となり世界に知られることとなりました。
手稲駅は、札幌駅に次ぐ乗降者の多い駅で、市が運営する無料の自転車置き場が北口に5か所、南口に1か所あり乗降者の駐輪対応をしております。橋上駅舎で南北に出入口がありますが、北口に区役所やショッピングセンターがあるため繁華街になっており、南口には国道5号が通っています。