片付けられない病気!?性格の問題だけではない「片付けられない」について トランクルームのブログ - グッドトランク

片付けられない病気!?性格の問題だけではない「片付けられない」について

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片付けられない病気!?性格の問題だけではない「片付けられない」について

部屋が散らかっているのに、なぜか片付けをしないで過ごしてしまう人は少なくありません。それには「片付けが嫌い」「面倒くさがり」といった性格以外にも理由があるのです。たとえば、病気によって片付けを先送りにしてしまっている可能性を疑いましょう。この記事では、片付けができない原因となりえる病気について解説していきます。

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目次
  1. 考えられる理由のひとつがADHD(注意欠陥多動性障害)
  2. ADHDが原因で片付けられない場合の対処法は?
  3. ほかにも考えられる片付けられない病気
  4. 片付けに困ったときはとりあえず保管しておく場所を作る
  5. もし片付けられない病気だとしても上手に付き合うことを目指そう

考えられる理由のひとつがADHD(注意欠陥多動性障害)

ADHDとは「Attention-deficit/hyperactivity disorder」の略です。日本語では「注意欠陥多動性障害」と呼ばれています。ADHDとは発達障害の一種であり、注意力を持続しにくくなるのが特徴です。また、多動性や衝動性を上手に抑制できません。そのため、一時の感情に流されてしまったり、深く考えずに行動したりするケースが目立ちます。身の回りをなかなか片付けられないのもADHDの代表的な傾向です。

かつてADHDは子供に多い疾患だとみなされてきました。しかし、実際には大人でもADHDの疾患は現れることがあります。さらに、「ADHDは女性より男性の方がなりやすい」との説もあったものの、その後の研究で性別はあまり関係ないと判明しました。成人でADHDの疾患を持っている人の男女比率はおよそ1.6対1だとされています。女性であってもADHDに悩んでいる人は珍しくないのです。

ADHDが原因で片付けられない場合の対処法は?

脳の障害であるADHDは急激に回復することが難しいといえます。そのため、当事者はADHDの特性を理解しながら一生をかけて向き合っていくことが必要です。たとえば、集中力が持続せず、片付けの前にいろいろな物事へと意識が向くことも少なくありません。そのようなときはゴミをためこまず、「すぐ捨てる」という意識づけを行います。また、日用品を置く場所が決まっていると片付けを習慣化しやすくなります。これらの決まり事を根気よく続けていくことで、身の回りが散らかりにくくなっていくでしょう。

一方で、片付けを「欲張りすぎる」のは失敗の原因になりかねません。広い範囲を衝動的に片付けようとすると、計画を立てられずに挫折してしまいます。「とりあえず本棚だけ片付けよう」と限定的に行動すれば、一点に意識を集中しやすくなるのです。

ほかにも考えられる片付けられない病気

ADHD以外では、「うつ病」で部屋を片付けられなくなることもあります。うつ病のときは気分が沈み、活力がわいてきません。部屋の整理整頓のように、頭も体力も使う行為をできなくなってしまうのです。次に、「強迫性障害」が片付けを妨げているケースも挙げられます。強迫性障害とは、ある習慣や考えにとりつかれてしまう病気です。患った人が「物を捨ててはいけない」という思い込みにとらわれていると、部屋を片付けられなくなっていきます。

なお、かつては強迫性障害の一部として扱われていた「ためこみ症」は、時代とともに別の病気とみなされるようになってきました。ためこみ症とはためこんだ物を捨てられなくなってしまう疾患です。この疾患では、必要のない物を集めてしまうので部屋が散らかっていきます。本人も精神的苦痛を覚えているにもかかわらず、物を集めることを止められません。そのほか、妄想や幻聴が起きる「統合失調症」も片付けられない原因のひとつです。この病気を患うと行動や会話に一貫性がなくなり、部屋の整理も難しくなっていきます。

片付けに困ったときはとりあえず保管しておく場所を作る

部屋を片付けられない人は、「そもそもどこにしまえばいいのか分からない」という悩みを抱えています。そうやって困っている間に、結局片付けるのが面倒になっていくのです。そこで、片付けの前に収納場所となるボックスを作ったり、調達したりしましょう。その後で何をどのボックスに入れるのか考えていくと、とりあえず作業を進められます。

もしも収納場所がないほど物があふれているなら、トランクルームを活用するのも得策です。捨てたくないのに場所を取っているような物も、トランクルームに移動させれば簡単に片付けられます。物を手放さずに済み、自宅のスペースも広く使えるようになるのはトランクルームと契約するメリットです。

もし片付けられない病気だとしても上手に付き合うことを目指そう

ADHDや強迫性障害などで片付けが進まないのなら、まずは目の前の物を元の場所にしまうことから始めます。収納ボックスを使い、物の置き場所を決めておくと作業は捗ります。それでも自力で対処しきれないときは周囲にサポートを求めることも大事です。トランクルームなどの方法も検討しながら、部屋が物であふれる前にコツコツと片付けていきましょう。

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